01.09.23
このページはラジオをそのまま書き起こしているわけではありません。
ホームページ仕様になっていますので、その点ご了承下さい。
今日は10月の24日にシングルを出しますが、その出来立てほやほやの曲をいち早く
かけながら、番組を進めたいと思います。
夏にsummer breezeというアルバム中心のアコースティクなライブをここ10年位の前の曲
とかを掘り下げてやってみるのも楽しいかなってことで結構アレンジとかも変えてやったん
ですが・・・・
するとずーっと歌ってなかった曲とかも結構あって歌ってみると以前歌っていた時と今では
またちょっと気分が違って自分の中ですごく新鮮な気持ちで歌う事が出来て
最近私のことを知ってアルバムを買ってくれるようになったファンの方からは
あの曲は何ですか?いつ頃出来たんですかとか
(Tears of joyを知っているファンの方は)やー懐かしい歌ってくれてありがとうとか
(様々な反応があり)中でも一番反響のあった曲がTears of joyという曲です。
これはそうですね10年位前に同名のアルバム名で出してますがその中に入っていて
シングルにはなっていなかった曲なんですね。当時、曲は柿原朱美さんに作っていただき
すごくしっとりとしたとてもあったかい感じのラブソングになっていて・・・
この頃、詩を書き始めの時だったんですが、メロディ聞いた時、ちょっと幸せな涙が流れる
瞬間というか悲しい涙じゃなくて、とても幸せでなんか胸がすごく熱くなってきちゃうような
瞬間というかそういう感じのそういう世界が浮かんだので書いてみました。
リハーサルの時Tears of joyを改めて久しぶりに聞いたら声が若いような気がするというか
キャー若いと思って・・・・・
今回はsummer breezeでもお世話になった羽毛田さんにプロデュースというか
あとゴンチチさんにも参加していただいてニューヴァージョンで作ったのが全然古くないな
というか・・・・・
もちろんアレンジがかわってるっていうのもありますけどなんかやっぱりいい曲だなって
改めて思いましたね。わりとずーっと長くいき長く歌っていける曲じゃないでしょうか。
ライブをやってましたのでレコーディングの時はわりとすんなりと、もとのメロディーを 少しだけ
くずして、今の気分で歌って見ました。昔のアルバムを持ってる方からすればすごく新鮮
だと思いますし、新しくファンになってくれた方でもねぜひぜひ冬のイメージ、クリスマスの
イメージな音とかもちょっと羽毛田さんが入れてくれてたりするのでこの秋冬にかけてぜひ
聞いてもらえたら嬉しいなーと思います。
Tears of joyのカップリングで、もう一曲入れた曲があります。Moon Riverです。
これも今回のライブで歌っっていてライブの一番最後にアンコールで歌った曲です。
summer breezeをとってった時に、チチさんがこのアルバムいいですよって言って
あの何か歌が近い気がするから聞かれるといいかもって言って、アイルランドの歌手の方の
CD貸してくれて中でもこのMoon Riverがすごく、一番良くて・・・
アルバム自体すごく良かったんですが最後のMoon Riverだけはなんかほんとになんか
ジンときちゃって、子供の頃の夕暮れのなんか切ないっていうのとも違う何かあったかい
夕暮れですね。子供の頃とかいろいろ思い出させてくれるというか、パッと時間がトリップ
しちゃようななんかそんな感じを受けて・・・・
まあMoon Riverといえばやっぱりティファニーで朝食をで、オードリー・ヘップバーンが
ギター片手に歌ってたっけ?えーどうだっけ、あ歌ってましたね。あの映画で有名なんです
けども、でも改めて聞くとほんとこれいい曲だなと思ってすごく気に入って、もっと早く知って
いたらアルバムでカヴァーしたかったですねって言って
じゃあせっかくだからライブでやりましょうって言って、ゴンチチさんとリハーサルで初めて
歌った時にやっぱこの曲いいですねって言って
ところが、ライブではゴンザレスさんが欠席だったんでチチと二人きりでやりました。
だけどまあそんなこともあって、結局やってみたらやっぱりこの曲もファンの人から
音源ないんですか?どのCDに入っているんですか?とかけっこう聞かれて
じゃあ、またいつかチャンスがあったら作りましょうなんて言ってまして、今回(の発売で)
その機会がめぐってきたんですがすごくいい感じですよ。
間奏にメロディが流れるんですけどライブの時はそれをチチさんがなんとなく口ずさんで
くれて、今度の曲は三上さんがソプラノギターで弾いてくれていてすっごいきれいな音なん
ですよ。ゴンチチさんって二人でやってる時って、ゴンザレスさんが歌パートじゃないですか
だから私のメロディ、歌があるんですけどその間にゴンザレスさんがちょっと歌をギターで
歌を歌うその音も音がすごく気持ち良くて、あのとてもいい仕上がりになりました。
先日友人と鳥取にある植田正治写真美術館に入って来ました。
そこでとても素敵な一枚の写真と出会いました。それは一人のかわいいい少女の
モノクロ写真。タイトルはカコ。私はこの写真を見つけた瞬間、心の中であーと叫んで しまいました。
家に帰りカコのアルバムの歌詞カードを見るとPhoto植田正治とありました。
知世さんファンの友人に知世さんがこの写真に人目ぼれしたこと過去のカヴァー曲
ということをひっかけてカコというタイトルをつけたことを聞きとても感動しました。
当時の植田さんとのエピソードなどお話してくれたら嬉しいです。

ある写真展のインフォメーションというか雑誌に載っていたものも、このカコっていうタイトル
だったんですけど、砂丘に女の子が立っている、60年代の写真だと思うんでがモノクロで
まあなんていい写真なんだろうと思って・・・
アルバムを作る時にコンセプトを自分でまとめるんですけど、その時にこの写真を貼って
こういう風にやりたいって慶一さんに持っていって、これはいいって話になったのでこのまま
ジャケットに使わせてもらえないでしょうかということで植田さんにお願いして、で、出来れば
ぜひあの写真も撮っていただきたいんですがということで、 本当は鳥取で撮ってってもらい
たかったんですがそこまでちょっと行けなくて別の場所で撮ってもらったんですけど
もうほんとに私にとってすごく貴重な体験というかすごく思い出のある方ですね。
すごく素敵な、ほんとにダンディなやさしい方でした。
というわけでですね写真展、私もいつかねここに行きたいんですよね。一度じっくりと旅して
この美術館にうかがいたいななんて思っていますが、皆さんも度する機会があったらぜひ
行かれると他にも素晴らしい写真が一杯あるので見ていただきたいなと思います。